Datascape

私たちが絵を描く時、きっかけとなるものは目の前にあるものや頭の中で想像したものです。それを絵の具や鉛筆、Illustratorなど何らかの道具を使って表現します。私がプログラムを使って風景を描きたいと思った時、きっかけとなるものは、randomやnoise関数・数式・画像などであり、どれも非常に興味深く面白いものでした。そうして制作を重ね、これまでとは違う何か別のきっかけはないだろうかと探す中でデータを使えないだろうかと考えるようになりました。それがDatascapeの始まりです。
この作品の軸となるコンセプトは2つあります。1つ目は、絵の骨格となるものは必ず何らかのデータを使うこと。2つ目は、構造としてレイヤを意識する事です。それはかさね・ずらしの思想でもあり、角度によって全く違う見え方になるものを目指しています。
また、データには今私が住んでいる「東京」にまつわるものを選びました。
これはデータビジュアライゼーションではありません。 絵を描くという目的から生まれたものであり、データを鑑賞材料として扱うことができないかという試みです。

Description - 作品について (booklet)